9月講演会には、1999年に日仏芸術文化協会を設立し、現在理事長を務められ、日本とフランスの文化交流の活動をされている谷口恵津子先生を講師にお招きします。
先生は、昨年5月に2冊目となる「フランス人女性に学ぶストレスフリーの生き方」を出版されました。
フランスでは、1970代ごろまでは女性の地位が日本女性に比べて低く、1990年に出生率1.57となり、それ以降政府として多岐にわたる制度改正、子育て策を講じ2019年の統計では、1.87まで回復し、OECD 34ヶ国中4位。一方日本の出生率は、1.37でOECD加盟国中28位です。
先生からフランス社会の現状を踏まえ、日本の女性の地位向上或いは出生率の向上に対してどのような施策が必要と考えられるかについてお話しを伺います。
講師
谷口恵津子先生
日仏芸術文化協会理事長。東京生まれ。青山学院大学卒業。
大学在学中、フランスのグルノーブル大学語学研修へ。その参加をきっかけに、フランス人作家の絵画の販売やアドバイスを行うなど、日仏交流の活動が始まる。商社マンと結婚。海外駐在が長く、その間にも国際的な交友関係が広がった。その時の経験を綴った『マダム・商社―海外の駐在員夫人たち』(学生社)はベストセラーとなる。1999年、日仏芸術文化協会を立ち上げ、東京都の認証を得る。現在、協会主催の「日仏ロボットデザイン大賞」などのボランティア活動と共に、スタジオを運営。著名人、文化人、芸能人が多く来館している。
演題
日本の少子化問題をストレスフリーなフランス人女性から学ぶ
日時:9月21日(水曜日)


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