イスラエルとパレスチナとの間に本格的な戦争が勃発しました。
この紛争をめぐり、米国内でも宗教的亀裂が生じてきています。
今月は宗教的視野に立ってウクライナ戦争、中東情勢についてお話を伺います。
講師 小川忠先生
演題
「世界の宗教復興とパンデミック:「原理主義」を比較の物差しとして」
主なポイントは
1 宗教復興とは何か。世界各地の宗教復興現象は、各国の新型コロナウイルス危機対応にどのような影響を及ぼしたか
2 新型コロナウイルス危機は、社会と宗教の関わりにどのような影響を及ぼしたか
3 「原理主義」概念を用いて比較検討
4 今回対象とするのは、米国、ロシア、インドネシア
【略歴】
小川忠(跡見学園女子大学教授)
1980~81年米国カンザス大学留学。1982年早稲田大学教育学部卒、2012年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了。
1982年に国際交流基金入社。ニューデリー事務所長、東南アジア総局長(ジャカルタ)、企画部長等を歴任し、2017年より現職。国際交流政策、アジア現代文化、比較宗教社会を研究。著書に『逆襲する宗教 パンデミックと原理主義』(講談社選書メチェ、2023年)、『インドネシア イスラーム大国の変貌』(新潮選書、2016年)他
日時 10月31日 火曜日


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